前作から・・・何年経ったか知らないが、『ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛』を観てきました。

前作で王やら女王やらになった4人は相変わらず華がなかったが、カスピアン王子がやけにイケメンでビックリした。
間違っても「ラーメン・つけ麺・僕イケメン」とは言わないだろう。

でもそのイケメンぶりとは裏腹に、ちょっと頼りなさ過ぎる。
こんなヤツにナルニアの未来を託していいのか?ナルニア人達よ。

それに前作よりはマシだが、相変わらずご都合主義満載。
ラストなんて、あまりのご都合主義に開いた口が塞がらない。
最終的にはデカ猫の気まぐれに、ただただ翻弄されてただけにしか見えないし。

とまぁ悪いとこばっか書いたけど、個人的には嫌いじゃなかった。
映像もキレイだし。
とにかくファンタジー系が好きな人で、ご都合主義を都合よくスルーできる人にはオススメできる作品だと思う。
なんだか最近映画ばかりみてる気がする今日この頃、

『ベオウルフ/呪われし勇者』

を観てきた。

この映画の原作は現存する最古の英語叙事詩だそうで、過去に何度か映画化もされてるらしい。
そしてこの映画、実写だと思いきや実はパフォーマンスキャプチャーとかいう技術を使ったCG映画。
ストーリーの中盤でアンジェリーナ・ジョリーが素っ裸で登場するんだけど、当然CGというある意味残念な仕様になっている。

しかし、この映画の登場人物は、みなとにかく脱ぎたがる。
特に主人公のベオウルフなんかは「あ〜、こんな時代にも露出狂はいたんだ」と思うくらい脱ぎまくる。
怪物の襲撃を待ち伏せする時に「怪物には剣も鎧も意味がないから、肉体だけで勝負するしかない」とか言いながら、おもむろに全裸になる。
しかも姫の前で。

でもベオウルフは気にしない。
見せても恥ずかしくないモノなのか、見せる事が好きなのかは知らないが、とにかくフルチン。

あ〜、もう。
お姫様が逃げちゃったよ?


でもそんな事は気にしないベオウルフ。



少しは気にしろよ!!



そして怪物との戦闘に入るんだけど、これがまた絶妙に股間を隠す。
しかもその隠し方が剣の柄とか湯気だとかで隠すから、爆笑してしまいそうになった。
まぁ気にしなければそんなに気にはならないんだけど、気にしだすとずっと気になるというちょっと厄介なシーン。

後半のドラゴンとの対決では別に素っ裸にはならないので、オッサンの裸好きな人には物足りないかもしれない。
でも迫力満点なので、飽きる事はないと思う。

とにかく裸のオッサンが好きな人は間違いなく必見の映画だと思う。
あとはファンタジー系が好きな人にもお勧めです。
この映画、香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク。
まぁ俺はこのオリジナルの方は観てないんで何とも言えないんですが『ディパーテッド』に関して言えば・・・

つまらん!!

の一言。

だってあのエンディングはナシでしょう。
あの終わらせ方は一番安易で一番やってはいけないんじゃないんだろうか。
確かに『ディパーテッド』でしたけど・・・。

序盤から中盤までは良かったんですけどね。
俳優陣はさすがに素晴らしい演技を見せてくれてますし、物語もうまい具合に盛り上がってきてましたから。

でも中盤から終盤にかけて「あれっ?」「オイッ」「あ〜あ」って感じでどんどん尻すぼみ。
そして最後には「ガッカリ」です。

まぁでも観て損はない映画だと思います。
過度な期待は禁物ですが・・・
前作、父親達の星条旗が良かったので期待して行ったんですが・・・期待以上でした。

まず日本人がちゃんと日本人をしてます。
ハリウッド映画に出てくる日本人は、明らかにおかしい事が多いんですが、俺が観ても全く違和感を感じない。
日本映画かと思えるくらい。

しかし迫力は正にハリウッド。 
飛び交う戦闘機や海を埋め尽くす艦船。
機銃や砲弾の爆音。
そのどれもが日本映画とはレベルが違う。

これらによって無駄な違和感を感じることなく作品に入り込めた。


それから内容ですが・・・これが非常に良かった。

ハリウッド映画にありがちなカタルシスはほとんどない。
戦争の現実。
ただそれだけを淡々と描いている。

しかしそれがこの作品にリアリティーを持たせ、心に響く。

戦争は愚かな行為だ。
そんな事はわかってる。
ではどうすれば戦争を防ぐことができるのか。
それは戦争を知るしかない。

だからイーストウッド監督はあえて英雄を作らなかったんだろうと思う。
現実、戦争で英雄なんてあり得ないんだから。

そしてこの作品を観て、自分の不勉強を恥じた。
何故日本の歴史教育では、こういった人たちがいた事を教えないのだろうか。
織田信長だの徳川家康だのはどうでもいい。
名は残っていないが、確実に日本の為に死んでいった。
そんな人たちいた事を教えず、そして知らない。
これは日本人として恥以外の何ものでもない。

映画館は結構年配の人たちが多かったが、俺は若い人にこそ是非観てもらいたい。

父親たちの星条旗

2006年11月18日 映画
ただただ淡々と進むストーリー。
凄惨な光景を包み隠すことなく描かれる戦場。
押し付けがましい主張など何も無い。

だけど心の奥底まで伝わるイーストウッド監督の想い。

観てください。

それだけでわかります。







ちなみにデートで行くのはやめましょう。
重いですから。
わしゃあ命を大事にせんやつは大嫌いじゃけぇ(仁義なき菅原文太風)

という事で、観て来ました。

ゲド戦記

この映画、前評判が相当悪かったので期待せずに行ったんですが・・・やっぱりって感じでした。

まず、とにかく背景が粗い。
オープニングでまず「えっ?!」って誰もが思うと思います。

もう日本昔話の絵とそっくり。
これで市原悦子が出てきたら、家政婦もガッカリですよ。
それくらい酷い。

この原因はどうやら宮崎監督が「ヨーロッパの絵画」風に作画したかららしいんですが、ヨーロッパの絵画とまったく縁がない俺にはただ粗い絵にしか見えない。

しかも最近のジブリ映画は、内容は薄いがその圧倒的な絵の緻密さで何とかもってたってところがあるんので、この絵は粗さはその最後の砦すら放棄してしまってる。

それに今回も声優が酷い。
特にテルーの声をあてている手嶌葵さんがとにかく下手。
このテルーがこの作品で宮崎監督が言いたい事を代弁してるシーンが多いんだけど、この棒読みのおかげで全く伝わらない。
もう字幕だけだしてしゃべらない方がいいってくらい。

もういい加減プロの声優さんを使った方がいいと思うんですけど、宮崎さんどうですか?
そんな映画はありません。

と言う事で観て来ました。

パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト

まず最初に言っておきたいのは、前作観てないと意味不明って事。
正直俺も前作は劇場で一回観たっきりだったんで、ストーリーが進むにつれてドンドン置いていかれる。

ちゃんと復習して行かないと、放置プレイになります。
その趣味のない人は、とにかく前作は観ましょう。

さて、内容についてですけど、面白いですよ。

誰にでも楽しめるかって言うと、ちょっとアレですけど前作が好きな人なら間違いなく楽しめます。
ジョニー・デップはもちろんキーラ、オーリーと、まぁ〜みんなカッコイイ。
もうそれだけで1800円払う価値があります。

でも一つ難点があるとすれば、それはこれ一作では完結してない事。
その為ストーリーが遅々として進まない。

しかも「そこで終るんかい!!」ってな感じのラストなんで消化不良になります。

まぁそこら辺を考慮した上で観に行けば、楽しい時間を過ごせるんじゃないでしょうか。

ちなみにエンドロールは最後まで観た方がいいですよ。
なんの捻りもないタイトルでごめんなさい。
どうしてもインポがひっかかって・・・

さて、この映画観たんですけど、正直期待はずれでした。
ベタな展開に先が読める読める。
始まって30分でエンディングが想像できましたから。

そういう意味ではこの映画はとにかくトム・クルーズに尽きます。
トムが好きな人は、そのカッコよさに感動します。
その代わりトムになんの興味もない人は、とにかくつまらない。
爆発と撃ち合いだけの内容のない映画ですから。

まぁそれでも上手く作ってあるんで、飽きずに楽しめると思いますので、興味ある人は行ってみて下さい。


しかしトム・クルーズって映画でよく走ってるなぁ・・・
ダ・ヴィンチコード観てきました。

世界中のキリスト教徒を敵に回したこの作品。
俺自身はキリスト教徒でもなんでもないので、普通に楽しめるかなぁっていう軽い気持ちで観に行ったんですけど、それがいけなかった。

始まってからずっと置いてけぼり。
ここまで観客を放置プレイする作品は久しぶりな気がします。

まず、キリスト教をそれなりに知らないと、完全に置いていかれます。
「で?」「何が?」「それがどうした?」っていう疑問ばかり浮かんできますが、そんな事知ってんだろ?って感じで作られてるんで、キリスト教を少しでも知ってないと、全くもって意味不明だと思います。

謎解きの部分においても、ご都合主義と強引な展開に閉口しっぱなし。
最初の館長の死に方からして、無理がある。
あんな死に方をしないといけない、合理的な理由が最後までわからなかった。
でも全てがそんな感じで、謎が合理的理由なしに提示され、かなり強引な解釈と方法で解かれていく。

アニメの名探偵コナンを観てるような感じ。
知らない間にあれよあれよと謎が解けちゃった。
わ〜い、解決解決って。

アニメなら許せるが、ミステリーを売りにしてる映画でこれでは・・・。

この映画は200円です。
ビタ一文まけません。

以上!!
いやぁ、相変わらず話しの展開が早い。
会ってすぐに「キスしよう」ってどういう了見なんですか!?
そんだけ話しが早いなら俺も口がカピカピに渇いてませんよ。

まったく・・・羨ましい。

しかも恋人たちってカミーユとフォウの事なんじゃないの?
なのにいつの間にかにフォウの事は完全に忘れられてるし。
カミーユってこんなキャラだったっけ?

う〜む、一作目以上に物語が破綻してる気がする。
気のせい?
ナルニア国物語を観てきました。
ストーリーはいかにもファンタジーと言った感じの話しで、そういうのが好きな人にはたまらないかもしれない。

でもね、ハッキリ言って子供だましです。
もう何でもアリだから。

例えば、主人公たちにサンタがプレゼントを渡すシーンがあるんだけど、何故あのオッサンがサンタだとわかるのか。
確かにトナカイが引くソリに乗って出て来るんだが、もし現実にあんなオッサンが表れたらまずサンタだとは思わない。
間違いなく職務質問されるって。
それこそそこで「ワシはサンタだ!」なんて事言っちゃった日には、もう・・・ねぇ?
そもそもこの子達は、知らない人から物を貰っちゃダメって教えられてないのか?

それにお兄さんが特に訓練もせずに、いきなり敵をバッタバッタとなぎ倒すのもちょっと無理がある。
はぐれメタルの剣を持っただけで、レベル1でもほとんどの敵が倒せちゃうみたいな感じ。
説得力がない。

もちろんファンタジー映画なので、こんな細かい事を一々気にするのもどうかとは思います。
でもさすがにここまでご都合主義だらけだとちょっとキツイ。

映像も『ロード・オブ・ザ・リング』の焼き直しみたいだし。

まぁそこら辺を上手く消化できる人なら、十分楽しめる映画だと思います。

個人的にはアスランって言われると、その後にザラ!出る!!って言いたくなる。
これは何回観ても飽きません。
正直ジブリの作品の中でも、ラピュタとナウシカに次ぐ名作だと思います。

初めて観たのは高校生くらいの時だったんですが、なぜか涙が止まりませんでした。
聞いてるこっちが恥ずかしくなるほどの、純粋な気持ちを込めたセリフと、まっすぐな想い。
ホント観るたびに心が洗われるような気がします。
ようやく観ました。

あの〜・・・話しが意味不明なんですが・・・。
とりあえず話しをすっ飛ばし過ぎてて、一体何が起こってこうなったのかさっぱりわからん。
テレビ版は観るには観たけどほとんど覚えてないから、恐ろしいほどに置いてけぼり。

実際初代から見てないとシャアって誰?(劇中ではクワトロ大尉と呼ばれてる)って話しだし、カミーユとジェリドの因縁とかシャアとアムロの関係とかの説明もない。
完全にガンダムファン向けの映画。

しかし昔のテレビ版と映画用に書き直した映像のあまりの違いに笑ってしまった。

これはもう
完全に別人じゃん!Σ(゜[]゜」)」

でも戦闘シーンは見ごたえがあって良かった。
個人的にはガンダムMk-?が好きだから、カッコイイMk-?が観られただけでも満足かな。
これは前々から観たいとは思ってたんだけど、中々機会がなくて放置してた物件。
で、昨日やってたんで観たんだけど・・・何じゃこら。
内容は荒唐無稽で支離滅裂。分かりやす過ぎる悪役(阿部寛、中村獅童)とどっかで見たような映像の数々。

ひ、酷い・・・つд`)!!

でもウッチャンもいかりやさんも好きなんで、悪く書いたけど面白かった。
ウッチャンは西遊記でも一番アクションが上手いし、いかりやさんはこれが遺作となったらしく、声はかすれ顔色もいいとは言えない状態だったが、改めてすばらしい俳優さんだなと。





ところでいつの間にかに、この日記にリンクされてる方がいますね。
ありがとうございますm(_ _)m
こっちもリンクさせてもらいましたので、これからもどうぞご贔屓に。

お気楽な映画

2005年12月11日 映画
今日は映画を観に行ってきました。
Mr&Mrsスミスって映画。

正直あんまり期待せずに行ったんですけど、意外におもしろくていい時間が過ごせましたね。
つまらん映画観た後って時間を返してくれって叫びたくなる時あるし。

で、この映画なんですけどハッキリ言って内容はないです。
荒唐無稽なご都合主義に塗り固められてる上に、想像通りのエンディング。
感動したいとか映画に深みを求める人は観に行かない方がいい。後悔します。

でも、とにかくスッキリしたい!って人にはオススメ。
もう最初から最後までブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーがカッコいい。
まぁスタイル抜群の2人なんだから何やっても絵になるんだけど。
だから内容がなくてもいいのか( ̄ー ̄+


しかしこの2人って俺と

同じ人間なんでしょうか?(゜ロ゜;)

マグロとフナくらい違う
映画館でも観たんですけど、ついつい買っちゃいました。

やっぱり面白いッスわ、これ。

内容はアナキンが暗黒面に転落していくお話しなんだけど、2時間20分飽きずに見られます・・・ツッコミどころが万歳で(笑)

                            

グリーバスは宇宙船の中じゃいちいち咳してるわりには、宇宙に出たら咳しねぇの?ってかグリーバス弱すぎ。

アナキン、ウィンドゥ殺してやってもうたって思うのは分かるが、すぐ皇帝に「イエス、マスター」って変わり身早すぎ。

他のジェダイマスター全員すぐやられすぎ。

アミダラが死んでく理由もよくわからん。
生きる希望を失ったくらいで死ぬんなら、俺なんか10回くらい死んでるぞ。
何より「ルーク」「レイア」って一体どこからその名前が出てきたの?
思いつき?

                            

って具合にいっぱいあるが、そんな事は関係ない!
俺はこの映画を愛している!!
もうライトセーバーの起動する音だけで、俺自身も起動するくらい(何がだよ?)
だからこのツッコミも愛ゆえなのだ。
愛があればツッコミたくなるのは男の性なのだ(だから何にだ?)

また観よう。



ちなみにアナキンを変換したら穴禁って出てきました。
確かに俺は穴禁だが・・・(俺の穴は注射禁止)

ステルス

2005年10月10日 映画
今日は気分転換に映画に行ってきました。
凹んでる時は小難しいことを考えずに、スカッとできる映画が観たかったので「ステルス」って映画を観てきました。

内容は人工知能を搭載した最新鋭戦闘機が意思を持っちゃって、さぁ大変ってお話し。
まぁ内容はありがちなんですけど、その分何も考えずに楽しめます。
映像は上手く作ってあると思います。CGをあまり感じさせませんし、迫力も十分。

ストーリーはまさにハリウッド映画。ご都合主義とありきたりな展開に彩られてます。
でもそういう細かいところにいちいち拘らない人なら、観て損はない作品だと思います。
ファイナルファンタジー? アドベントチルドレンが発売になりました。(拍手、パチパチパチ)

これの前話?のファイナルファンタジー?はPS最初のファイナルファンタジーってことで、学生時代にすごい楽しみにしてやった記憶があります。この為にPS買いましたから。
まぁ内容は一人のおにーちゃんが悩み傷つきながらも、仲間達の助けを借りて世界に平和をもたらす為に戦うって話。

で、ゲームでは基本的には物語りは終わってるんですけど、最後がすごい意味深な感じで終わってるんです。
もうそれこそ「はぁ?」って感じに。

その時はまだ俺は高校生だし子供だから、このエンディングに隠されたメッセージに気付かないのかなって思ってました。
でもこれが出るんで復習の意味でもやってみたんですよ、ゲーム。

やっぱり隠されてないですね、なんも。
オッサンになった今でもさっぱり意味不明。ストーリーはいいんですけど。

で、今回の話しになるんですけどこれも「はぁ?」って感じでした。
確かに映像はすごいって思います。
これだけでも4800円払う価値があります。

ストーリーはって言うとゲーム同様クラウドの成長物語です。
序盤は前作で守れなかった人への罪悪感、喪失感で前作同様ダメ街道まっしぐら。
前作の最後で立ち直ったんじゃないのって思ってたんですが、立ち直ってなかったみたいですね。ダメダメですよ。
そんな中クラウドの前に立ちはだかる新たなる敵そして星痕症候群という病気・・・
どうすんの!どうすんのよ、クラウド!!

ちゃんとまとまってますよ。安心してください。
でも俺はビミョ〜な感じがしました。
だってティファの露出度が下がってるんだもん・・・。
そのまま俺のテンションもだだすべりですよ。
服は前作のままでよかったんじゃない?スクウェアさん?

でもファイナルファンタジー?をやった人は買った方がいいです。
っていうか買ってない人は今から樋口一葉を持って走り出してください。盗んだバイクじゃなくてもいいです。
きっと財布から5000円がなくなることでしょう。
そしてティファの格好にテンション下げつつ鑑賞しましょう。
ファイナルファンタジー?の答えがここにありますから。

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