前作、父親達の星条旗が良かったので期待して行ったんですが・・・期待以上でした。

まず日本人がちゃんと日本人をしてます。
ハリウッド映画に出てくる日本人は、明らかにおかしい事が多いんですが、俺が観ても全く違和感を感じない。
日本映画かと思えるくらい。

しかし迫力は正にハリウッド。 
飛び交う戦闘機や海を埋め尽くす艦船。
機銃や砲弾の爆音。
そのどれもが日本映画とはレベルが違う。

これらによって無駄な違和感を感じることなく作品に入り込めた。


それから内容ですが・・・これが非常に良かった。

ハリウッド映画にありがちなカタルシスはほとんどない。
戦争の現実。
ただそれだけを淡々と描いている。

しかしそれがこの作品にリアリティーを持たせ、心に響く。

戦争は愚かな行為だ。
そんな事はわかってる。
ではどうすれば戦争を防ぐことができるのか。
それは戦争を知るしかない。

だからイーストウッド監督はあえて英雄を作らなかったんだろうと思う。
現実、戦争で英雄なんてあり得ないんだから。

そしてこの作品を観て、自分の不勉強を恥じた。
何故日本の歴史教育では、こういった人たちがいた事を教えないのだろうか。
織田信長だの徳川家康だのはどうでもいい。
名は残っていないが、確実に日本の為に死んでいった。
そんな人たちいた事を教えず、そして知らない。
これは日本人として恥以外の何ものでもない。

映画館は結構年配の人たちが多かったが、俺は若い人にこそ是非観てもらいたい。

コメント

ゆぅ
2006年12月13日20:48

こんばんは☆
そうだよね、いいよね〜^^
嵐の二ノ宮くんが出てるから若い女性に観て欲しいっす。
私は主人公、誰だっけっていう状態でした(笑)

リアルさがいい。

ユースケ
ユースケ
2006年12月16日13:56

俺も主役が誰なのか最後までわかりませんでしたww

映像はホントにリアルでしたね。
まぁ戦争に行った事はないんで、リアルかどうかもわかりませんが。

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