原爆ドームの前で日本人の学生が、笑顔でピースしながら写真を撮ってる光景をよく見ます。
彼らは修学旅行か何かで広島に来ているのでしょう。

しかし僕はこの光景を見ると、非常に悲しい想いに襲われます。

何故なら

原爆ドームは原爆によって亡くなった方達の墓標

だと思っているからです。

誰も人の墓の前で写真なんか撮りませんよね?
それこそ笑顔でピースしながら写真を撮るなんてあり得ない。

でも彼らはそれを平然としてしまう。
まるで単なる観光地の一部のように写真を撮る。

外人すらそんなことをしていないにも関わらず。

悲しいですね。

同じ日本人が61年前の今日、一つの爆弾によって殺された。
それを象徴する建物を前にして、何も感じない彼らの心が悲しい。

他人の痛みは自分の痛みではないのだろうか?

コメント

城崎 レイ
2006年8月8日22:09

 非常に残念なことだとは思いますが、戦争の悲惨さは経験した人でないと「あ、そう」で終ってしまうのもまた事実ですね。
 祖父母などから戦争体験を聞いている人は、そんなことはしないのでしょうが。

 そういえば広電の原爆ドーム前電停は、「The next stop is "Atomic Bombed Dome"」と英語でもアナウンスされますね。それだけアメリカ人が多く訪れるということでしょうか。

 以上。広島出身者(最近呉市になったところ)の戯言でした。

ユースケ
ユースケ
2006年8月10日22:21

そうですね。
悲しい事ですがそれが現実かもしれません。

と言っても俺も広島出身でもありませんし、戦争体験を聞いたこともありませんが・・・。

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