何か見えない力が？

昨日のライブドアの家宅捜索、そして今日の宮崎勤被告に対する死刑判決に合わせるように、今日ヒューザー小嶋社長の証人喚問が行われた。
これは小嶋社長の証人喚問のニュースを小さく扱わせようという、何か見えない力が働いたとしか思えないタイミングだ。
きっと今回の耐震偽装問題は巨大な利権と、官民の黒い癒着が背景にあるのだろう。

そして今日の小嶋社長の証人喚問を見させてもらったが、あまりにも酷い内容に開いた口が裂けそうな勢いだった。
なぜなら小嶋社長は終始「刑事訴追の恐れがありますので、発言は控えさせて頂きます」の一点張り。
全く内容のない答弁に、質問している議員のみならず見ているこっちまでツッコミをいれずにはいられなかった。
まぁ正直この証人喚問で、真相が明らかになるとは思ってなかったが。
しかしこれでは何の為の証人喚問かわからない。

だがこれで彼の数々の証言が、全てウソで塗り固められたものだという事がわかったのではないだろうか。
証人喚問ではウソを言えば偽証罪に問われる。
だから何も言わない、話さない。
今まであれだけ饒舌に話していたのに。
わかりやすいオッサンだ。

でも国会議員の皆さんはこれに懲りずに、どんどん追及していってもらいたい。
他にも耐震偽装した建物があるだろうし、これからそういった建物が建たないためにも。
耐震偽装の建物が地震や災害によって崩壊し、それによって犠牲者が出てからでは遅いのだから。

そして11年前の今日1月17日に起こった、阪神・淡路大震災によって亡くなられた多数の方々のご冥福をお祈りし、守銭奴どものために亡くなる人が出ない事を望みます。